往生安楽国 [日常雑記]
お祖母さんの三十三回忌。
おっ母さんと二人で寺に行って、正信偈やら和讃やら唱えて簡単に終了。
昔うちへ来ては酔っ払っていた坊さんの、孫が住職になっている。
次は五十回忌ですよみたいな話しかなかったので、なんだか寂しいわ。
→幻泉館日録:生命の光が昇っていく
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♪ 帰命無量寿如来
♪ 南無不可思議光
ああ、不思議な光よ!
いとうたかお(ペケ)さんが歌う「解き放たれる」を思い出す。
♪ 生命の光が昇っていくよ
♪ 俺の身体通り抜け
♪ もういつだって
♪ 解き放たれる
♪ I see my light come shining
♪ From the west unto the east.
♪ Any day now, any day now,
♪ I shall be released.
結局頭の中では、ボブ・ディランの「アイ・シャル・ビー・リリースト」 を歌っているのだ。
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→幻泉館日録:五つの赤い風船「美しいものは」(1973年)
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宗教は阿片であるという命題は正しいと、私は考えています。
だから帰依なんぞしていない。
ただ、寝ぼけた頭で和讃や正信偈を唱するのは好きだ。
みな自分の声の高さで、時々間違えたりしながら読み上げていくと、西洋音楽の平均律にはない、深いハーモニーが生まれる。
身をゆだねていると、まさに往生安楽国~という感じがしてくるわ。
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→正信偈練習
そういえば東京新聞に五木寛之さんが『親鸞』を連載しているのをちょこちょこと読んでいる。
今日が158回目で、比叡山で修業中の範宴が六角堂に通い始めたあたりです。
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