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禁歌党宣言 [音楽]

日本禁歌集が届きました。
まずは第三集まで。
竹中労さんは途中でこの企画から手を引いてしまったそうだが、ここまでは確かに労さんが作っています。

日本禁歌集 一

第一集は『ぴん助 風流 江戸づくし』。
江戸の幇間芸ですね。
「どろんどろん」はあのねのねが歌っていた「つくばねの唄」の元ネタみたいなやつです。
「芸談」は竹中労さんがインタビューをしています。

1. 新内流し
2. 声色-篭釣瓶花街酔醒
3. どろんどろん
4. 鳴物の話(芸談の1)
5. 三人婆さん
6. よその畑
7. 都々逸神を粗末に ロ 九文
8. かっぽれの話(芸談の2)
9. 雀踊り
10. 風流深川節
11. 大津絵
12. 紀文大尽宝入船

見開きの紙ジャケには桜川ぴん助さんの口上や永六輔さんの解説などが再録されていますが、これを書き写しても、楽天ブログにはアップすることができません。
当時71歳のぴん助さんが、四文字言葉を連発しまくっていますから。

若き竹中労さんがインナーに「にっぽん禁歌考 その一」で「猥歌は民衆芸術である」、ジャケット内側に「禁歌党宣言」を書いています。
冒頭のみ引用してみましょう。

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  禁歌党宣言    たけなか・ろう

 もと、「うた」は道徳律の外にあった。
 ……人間は自由に、思念や感情をコトバにあらわし、リズムに乗せた。
 うたってはいけない「うた」など、人間がほんとうに人間であった時代には、どこにもなかったのだ。
 国家とか法律とはいう、愚かな制度が人間をしばるようになってから、「うた」もまた、制度の番人によって、管理され、禁じられることになった。
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力が入ってますね。
続きはCDを買ってお読みください。
ジャケットは労さんのお父さん、竹中英太郎さんの絵です。

 →メタカンパニー:日本禁歌集

 →Wikipedia: 竹中労

 →Wikipedia: 竹中英太郎


9条を殺すな!

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