のっぽ [わが町]
のんびり市には、1978年発売という地域のおなじみ菓子パンがあります。
細長いクリームパンで、その名も「のっぽ」。
進学や就職で他の土地へ出ていって、そこで「のっぽ」を売っていないことを知って愕然とする者も多いという、本当に身近な菓子パンです。
単に「のっぽ」というより、「のっぽパン」とか、「のっぽ君」と呼んでます。
それが昨年製造中止になりました。
今ではそんなに食べないものですが、やっぱり寂しい。
と思っていたら、今日、「のっぽ」の専門店を見つけました。
あれま。
学校帰りの高校生が、次々に吸い寄せられていきます。
そうかあ。
そうだよなあ。
買いたくなるよなあ。
高校の同級生が、大学の工場実習でこのパン工場に一ヵ月勤めていました。
その時は菓子パンいろいろ貰ったなあ。
そうそう、我々の頃は高校の購買でこのパン屋さんのパンを売っていたのに、今では隣町のパン屋さんのパンを売っているそうです。
シェア取られて、経営厳しかったんだろうなあ。
復活した「のっぽ」は、基本形のクリームが130円。
他にクリーム、チョコ、ピーナッツ、カフェオレ、抹茶あずき、カスター&ホイップ、小倉&ホイップをもう少し高い値段で常時販売、さらにオレンジ、チーズクリーム、メイプルなどが日替わり販売されるそうです。
以前は、マンガ家の茶畑るりさん考案の「のっぽ」もありました。
もちろん買って帰りました。
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