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神田橋 [音楽]


『高田渡、旅の記録 上』のDISC-2、一曲目は「神田橋」だ。

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1. 神田橋
 詞・曲:小林政広
 1974.02.02 有楽町・よみうりホール
 【ジャック・エリオット コンサート】
 
 高田渡(唄、アコースティック・ギター)
 林ヒロシ(唄、アコースティック・ギター)
 
 1974年1月25日~2月2日の間、
 ジャック・エリオット初の日本公演が
 開かれ、高田渡は最終日に出演した。
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渡さんは1949年1月1日生まれなので当時25歳。
林ヒロシ(小林政広)さんは1954年1月6日なので、まだ20歳になったばかりだ。

二人の若者が、なんだか生き急ぐようにギターを弾いて歌っている。
小林さんのブログに、その時のことが書いてあった。

 →小林政広のブログ:2008/05/06

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アルタミラから、渡のアルバム「高田渡 旅の日記上」、届く。
この中には、30年以上前の、渡さんとボクとの「神田橋」が入っている。
「二人とも、ギター、上手いじゃない」
と、佐久間が言っていたけれども、この歌のサンプルが送られてきた時は、聞いていて、
「これが俺?!」
と、思ったりしたものだ。
何度か、聞いたのだけれども、ジャック・エリオットの前座で、出た時だったのだけれども、そんなことは、すっかり忘れているのだが、なぜか、あの演奏をしたことだけは覚えていて、渡さんのギターソロの後、ボクにニタリと笑ったことまで覚えている。
渡さんのギターソロは、ピックで弾いていて、ボクは、スリーフィンガー。
そのことも、覚えている。
「ハッピー、アンド、アーティー・トゥラムみたいな感じで行こうよ」
と、楽屋でいきなり言われた事も、覚えてる。
不思議だなと、思う。
どうして、30年以上前のことを、こうまで鮮明に覚えているんだろう。
(いや、だから、音楽なんだな)と思う。
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小林監督の書く文章は、やたらに読点の多い不思議な文体だ。
話し言葉の息づかいを伝えたいのだと思う。

「(いや、だから、音楽なんだな)」は頷ける。
たかが高校の文化祭のステージのことであっても、鮮明に思い出すことができる。

当時ジャック・エリオットの前座をヒョーロン家が酷評した。
ずっと友部さんのことかと思っていたが、渡さんのことかもしれない。
加川良さんやなぎらけんいちさんのことかもしれない。
あるいは、その全部だったのか。
およそヒョーロン家の言うことなど、当てにならんということで。

高田渡、旅の記録 上巻 高田渡、旅の記録 上巻


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