戦争と生きる [ニール・ヤング]
ニール・ヤング御大の新譜を買い逃していたのであった。
去年の"Prairie Wind"からまだあまり時が経っていないので、油断していた。
反戦・反対ブッシュの挑発的なアルバムだわ。
不覚。
このおっさんは時々こんなとんでもないことをやってくれる。
オフィシャルサイトで全曲聴くこともできるし、映像も観られるのだが、ここはひとつCDを買って大音量で聴かねば。
Neil Young OfficeとWarner Music Japanの許可を得て原詞と訳詞を掲載しているサイトもあります。
→http://home.earthlink.net/~saori/
楽天市場内のCDショップ、アビーロードで輸入盤が1600円(悪税・送料別)。
楽天市場内のMusicDoorで日本盤は2457円(悪税・送料別)。
amazon.co.jpでは輸入盤が1924円(悪税・送料込み)、日本盤が2580円(悪税・送料込み)です。
ブッシュ大統領の言葉にかぶせて「嘘つきの大統領を弾劾しよう!」とは、まあやってくれるものだわ。
ニール・ヤングはレーガン大統領のファンだったのに、ブッシュだけは許せないらしい。
確かに痴性丸出しの大統領だから、わからんでもない。
そのブッシュの飼い犬であるコイズミを支持する国民が多いってのが情けない。
高田渡さんの「自衛隊に入ろう」を若者がカバーしても、渡さんがあまり嬉しくないという主旨のことを言っていたっけ。
晩年の渡さんを、まるで志ん生の落語を聴くように聴いていた人も多いのだろう。
高校進学なんてとんでもないと、少年自衛官にならざるをえない若者たちがいた。
それよりもさらに苛酷な貧困を、渡さんは幼少期に経験していた。
だから渡さんや岡林さんはカレッッジフォークなんてお坊っちゃまの遊びだと感じていた。
それでも、だからこそ、高田渡と岡林信康はおもしろがって「自衛隊に入ろう」を歌っていた。
靖国は政治カルトなのか、宗教カルトなのか。
そんな団体のデマに振り回される、豊かな日本の若者たちがいる。
自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ
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