『愛の狩人』(1971年) [映画]
昨日に続いて今日も懐かしい人が登場。
ブンちゃん(仮名♀二十代)は、結婚を控えてるそうな。
やけにそんな話が集中するのね。
年下の彼氏を捕まえたんだと。
ブンちゃんは気配りをする面倒見のいい人なので、いい家庭ができることでしょう。
おみやげにシュークリームをいただく。
今日はバテバテ。
日ごろまじめに仕事をしていないので、たまに集中すると疲れること。
アート・ガーファンクルさんがマリファナで捕まったそうで、なんだかアナクロな雰囲気のニュース。
ガーファンクルさんを過去日録で検索して、ヒットしたやつを蔵出しします。
【2002年12月10日付日録より】
[ 愛の狩人 ]
先週録画した映画をぼちぼちと整理する。
なかなかゆっくり観ている時間がないので、「いつか」に備えて。
Someday never comes って言うけどね。
CSで放映した『不確かなメロディ』。
ラフィタフィの2000年ツアーを記録した音楽モノ。
要するにキヨシローさん。
これはまあ、VCDにしておけばよろしかろう。
HDDにMPEG-1フォーマットで録画したものを、TMPGEncで圧縮する。
[設定メモ] 約91分
ビデオストリーム サイズ 352*240
ビットレート 720kbits/sec
オーディオ 44100Hz 256kbits/sec
これで685MBとなり、CD-R1枚に収まる。
同様にBSで放映した『愛の狩人』約94分。
上と同じ設定で約707MB。
730MBぐらいまでなら、普通に700MBのCD-Rに収まる。
この『愛の狩人』というのは、じつに妙な映画であるのよ。
原題は"Carnal Knowledge"(肉体の知識?)、1971年の制作です。
監督は『卒業』のマイク・ニコルズ、『シルクウッド』『ワーキング・ガール』『心の旅』あたりの評判がよろしいようですが、私の場合は『キャッチ22』なんぞが好みです。
俳優さんはジャック・ニコルソン、アート・ガーファンクル、キャンディス・バーゲン、アン・マーグレットとかなり豪華なんですが、出来としては「?」です。
やっぱ「ヰタ・セクスアリス」ものとでも言うのかなあ。
見るからに「いい人」ふうのガーファンクル君と、「悪いやつ」ふうのニコルソン君が学生時代に親友でありまして、いわゆる初体験をめぐってちょいごたごたあって、そして齢を重ねて後日談があって。
たいした映画じゃないっぽいでしょ、そうなんです。
でも、何かがひっかかるんだな。
川本三郎さんが、お嬢様キャンディス・バーゲンが「大学はスミス」よみたいなことを言う時の、その発音がひっかかったぜとどこかに書いていたような気がします。
「聖心からお茶よ」みたいな感じ?
そのすぐ後に、当時ロマンポルノ路線だった日活で『恋の狩人』というよく似たタイトルのシリーズが作られてます。
この辺の映画がはワイセツ容疑で摘発され、いわゆる「日活ロマンポルノ裁判」が始まりました。
よい子だったのでそういう映画は見に行きませんでしたが(行けませんでしたが)、硬派の映画雑誌を読んでは、裁判の情報を仕入れたものでした。
こういうことはいくらでもくだらないことが書けてしまうので、この辺でやめておこう。
『愛の狩人』の方だが、しり切れとんぼでむなしいエンディングに対して、冒頭はかなりいい感じ。
「ムーンライト・セレナーデ」をバックにクレジットが流れるのですが、それに野郎二人の対話がかぶさります。
* どっちがいい
* え?
* 愛したい? それとも愛されたい?
* 相思相愛
* そうでない場合は?
* どっちか選べってこと?
* そう
* あえて言うなら愛する方かな
* 僕もだ
* 傷つかない程度に
この後、具体的にガールフレンドの名前を挙げてなんだかんだ言うわけです。
ネタバレ的に言ってしまうと、この愛すべき悪童たちは、結局自分が傷つく程度までひとを愛してしまうわけですな。
ま、このイントロで想像つくか。
ブンちゃん(仮名♀二十代)は、結婚を控えてるそうな。
やけにそんな話が集中するのね。
年下の彼氏を捕まえたんだと。
ブンちゃんは気配りをする面倒見のいい人なので、いい家庭ができることでしょう。
おみやげにシュークリームをいただく。
今日はバテバテ。
日ごろまじめに仕事をしていないので、たまに集中すると疲れること。
アート・ガーファンクルさんがマリファナで捕まったそうで、なんだかアナクロな雰囲気のニュース。
ガーファンクルさんを過去日録で検索して、ヒットしたやつを蔵出しします。
【2002年12月10日付日録より】
[ 愛の狩人 ]
先週録画した映画をぼちぼちと整理する。
なかなかゆっくり観ている時間がないので、「いつか」に備えて。
Someday never comes って言うけどね。
CSで放映した『不確かなメロディ』。
ラフィタフィの2000年ツアーを記録した音楽モノ。
要するにキヨシローさん。
これはまあ、VCDにしておけばよろしかろう。
HDDにMPEG-1フォーマットで録画したものを、TMPGEncで圧縮する。
[設定メモ] 約91分
ビデオストリーム サイズ 352*240
ビットレート 720kbits/sec
オーディオ 44100Hz 256kbits/sec
これで685MBとなり、CD-R1枚に収まる。
同様にBSで放映した『愛の狩人』約94分。
上と同じ設定で約707MB。
730MBぐらいまでなら、普通に700MBのCD-Rに収まる。
この『愛の狩人』というのは、じつに妙な映画であるのよ。
原題は"Carnal Knowledge"(肉体の知識?)、1971年の制作です。
監督は『卒業』のマイク・ニコルズ、『シルクウッド』『ワーキング・ガール』『心の旅』あたりの評判がよろしいようですが、私の場合は『キャッチ22』なんぞが好みです。
俳優さんはジャック・ニコルソン、アート・ガーファンクル、キャンディス・バーゲン、アン・マーグレットとかなり豪華なんですが、出来としては「?」です。
やっぱ「ヰタ・セクスアリス」ものとでも言うのかなあ。
見るからに「いい人」ふうのガーファンクル君と、「悪いやつ」ふうのニコルソン君が学生時代に親友でありまして、いわゆる初体験をめぐってちょいごたごたあって、そして齢を重ねて後日談があって。
たいした映画じゃないっぽいでしょ、そうなんです。
でも、何かがひっかかるんだな。
川本三郎さんが、お嬢様キャンディス・バーゲンが「大学はスミス」よみたいなことを言う時の、その発音がひっかかったぜとどこかに書いていたような気がします。
「聖心からお茶よ」みたいな感じ?
そのすぐ後に、当時ロマンポルノ路線だった日活で『恋の狩人』というよく似たタイトルのシリーズが作られてます。
この辺の映画がはワイセツ容疑で摘発され、いわゆる「日活ロマンポルノ裁判」が始まりました。
よい子だったのでそういう映画は見に行きませんでしたが(行けませんでしたが)、硬派の映画雑誌を読んでは、裁判の情報を仕入れたものでした。
こういうことはいくらでもくだらないことが書けてしまうので、この辺でやめておこう。
『愛の狩人』の方だが、しり切れとんぼでむなしいエンディングに対して、冒頭はかなりいい感じ。
「ムーンライト・セレナーデ」をバックにクレジットが流れるのですが、それに野郎二人の対話がかぶさります。
* どっちがいい
* え?
* 愛したい? それとも愛されたい?
* 相思相愛
* そうでない場合は?
* どっちか選べってこと?
* そう
* あえて言うなら愛する方かな
* 僕もだ
* 傷つかない程度に
この後、具体的にガールフレンドの名前を挙げてなんだかんだ言うわけです。
ネタバレ的に言ってしまうと、この愛すべき悪童たちは、結局自分が傷つく程度までひとを愛してしまうわけですな。
ま、このイントロで想像つくか。
2004-01-25 00:00
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コメント(12)
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TITLE: Re:『愛の狩人』(1971年)(1/25)
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おはようございます。
スカボローフェアについて日記でちょっと触れて
昨晩遅くここにきたらアートガーファンクルについて書いてあったのでびっくりしました。そんなニュースがながれていたとは。
映画はワーキングガールしかみたことないな。
しかも監督までは気にしたことがなかった。
ではでは
by pglove (2004-01-25 10:07)
TITLE: Re:『愛の狩人』(1971年)(1/25)
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>アート・ガーファンクルさんがマリファナで捕まったそうで、なんだかアナクロな雰囲気のニュース。
イメージとして真面目な感じしていたのですが
外見ではわかんないんですね
by ジョンリーフッカー (2004-01-25 21:56)
TITLE: Re:『愛の狩人』(1971年)(1/25)
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>川本三郎さんが、お嬢様キャンディス・バーゲンが「大学はスミス」よみたいなことを言う時の、その発音がひっかかったぜとどこかに書いていたような気がします。
「聖心からお茶よ」みたいな感じ?
- - - - -
「発音がひっかかったぜ」という箇所。
プレップ・スクール・アクセントのことでしょうね。
プレップ・スクールは英国のパブリック・スクールのような米国東部の私立エリート高校。
ここを出た人間には独特のアクセントがある。
スミス Smith は「Seven Sisters」と称される名門女子大の一校ですね。
プレップ・スクールを出た男子生徒は「Ivy League」へ、女生徒は「Seven Sisters」へ進学するのが普通。
by alex99 (2004-01-26 10:49)
TITLE: Re:『愛の狩人』(1971年)(1/25)
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アート・ガーファンクル逮捕は、どこの州の話なんだろう。
その州知事や現大統領に結びつく何かが裏で働いていたりしないでしょうね。...などと、とんでもない妄想をかき立ててくれるニュースでございました。
それにしても、今時ねえ...。
あ、キャッチ22は、大好きな映画でした。...けど、もう1度見ないと、細部が思い出せない。あとはあの頃では、バードシットもね。
by 穴沢ジョージ (2004-01-26 12:04)
TITLE: Re:Re:『愛の狩人』(1971年)(1/25)
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穴沢ジョージさん、こんにちは♪
>あ、キャッチ22は、大好きな映画でした。...けど、もう1度見ないと、細部が思い出せない。あとはあの頃では、バードシットもね。
by 幻泉館 主人 (2004-01-26 15:15)
TITLE: Re:Re:『愛の狩人』(1971年)(1/25)
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pgloveさん、こんにちは♪
>スカボローフェアについて日記でちょっと触れて
ディランの「北国の少女」と元歌が同じなんですよね。
どちらも思春期に大きな影響を受けた曲でございます。
by 幻泉館 主人 (2004-01-26 15:24)
TITLE: Re:Re:『愛の狩人』(1971年)(1/25)
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alex99さん、こんにちは♪
川本三郎さんは「th」の発音が気になったと書いていたような気がします。
思えばプレッピーを馬鹿にした冗談本をマジにファッションのお手本にしてしまってた日本の大衆文化、悲しいものがありますです。
by 幻泉館 主人 (2004-01-26 15:26)
TITLE: Re:Re:『愛の狩人』(1971年)(1/25)
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ジョンリーフッカーさん、こんにちは♪
>イメージとして真面目な感じしていたのですが
外見ではわかんないんですね
交通違反取締の警官に向かって「俺様はあの有名なアート・ガーファンクルだぞ」みたいなことを言ってたそうです。
悲しい~。
by 幻泉館 主人 (2004-01-26 15:30)
TITLE: Re:『愛の狩人』(1971年)(1/25)
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幻泉館 主人さん
>alex99さん、こんにちは♪
川本三郎さんは「th」の発音が気になったと書いていたような気がします。
思えばプレッピーを馬鹿にした冗談本をマジにファッションのお手本にしてしまってた日本の大衆文化、悲しいものがありますです。
by alex99 (2004-01-26 18:41)
TITLE: Re:Re:『愛の狩人』(1971年)(1/25)
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プレッピー・ファッションの流行は80年代だったかしら。
70年代アイビー・ファッションの流行も似たところがありましたね。
冗談が様式化されてしまったような。
ファッションなんだからそれでいいといえばいいのですが。
by 幻泉館 主人 (2004-01-26 18:52)
TITLE: Re:『愛の狩人』(1971年)(1/25)
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幻泉館 主人さん
>プレッピー・ファッションの流行は80年代だったかしら。
70年代アイビー・ファッションの流行も似たところがありましたね。
冗談が様式化されてしまったような。
ファッションなんだからそれでいいといえばいいのですが。
by alex99 (2004-01-26 22:47)
TITLE: Re:Re:『愛の狩人』(1971年)(1/25)
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alex99さん、御教示ありがとうございます。
by 幻泉館 主人 (2004-01-26 22:54)